前回は日本の人口の将来推移を見ました。
今日は世界の人口について見ていきたいと思います。
今回は個人的に興味のある「アメリカ」「中国」「インド」「ベトナム」の四カ国に絞ってご紹介します。
人口の将来推移
世界
まずは、世界全体のグラフを見ましょう。
1950年から2050年まで一貫して右肩上がりの推移となっています。
現在(2020年)は約78億人、30年後の2050年は約97億人に増加する予定です。
世界的には人口は増加傾向ということですね。
日本
次に前回のおさらいになりますが、日本の人口についても見てみておきましょう。
こちらは1950年から2010年ごろまでは増加傾向ですが、その後は減少に転じます。
2020年は約1億2,500万人ですが、30年後の2050年には約1億200万人となり、その数年後には1億人を下回る人数になりそうです。
減少のスピードも年々加速しているようにみえます。
アメリカ
それでは次に経済大国のアメリカを見てみましょう。
アメリカの人口も世界人口と同様に増加していく推移です。
現在(2020年)の人口は約3億3000万人です。
アメリカの人口は、日本の人口の約3倍であり、日本と違って年々人口が増加していく予想です。
中国
次に中国を見てみましょう。
中国は現在、約14億4,000万人と世界一人口が多い国です。
ただ中国も日本と同じく高齢化社会に向っていて2030年ごろを境に減少に転じる推移となっています。
インド
次にインドを見てみましょう。
インドは1950年から一貫して人口増加に進んでいます。
現在約13億8,000万人の人口が30年後の2050年には約16億4,000万人になる予定です。
このままいくと、インドの人口は中国を抜いて世界一になる予想です。
このグラフだと10年後の2030年ごろにはインドの人口が中国を抜いて世界一となります。
ベトナム
それでは最後にベトナムをみましょう。
ベトナムは成長著しい国として個人的に注目しています。
そのベトナムの人口はどのように推移するのでしょうか?
後半に向けて増加スピードが落ちていますが、基本的に人口増加の右肩上がりのグラフです。
現在の人口は約9,700万人ですが、数年後に1億人に達する予想です。
上記のグラフでは、2050年ごろに日本の人口を抜くことなります。
まとめ
今日は、世界の人口についてみてきました。
基本的に世界の人口は増加傾向です。
人口の増加はその国の成長に大きく影響します。
今日は4カ国のみでしたが、他の国についてもまたご紹介したいと思います。