私が税理士試験で相続税法を3回連続で落ちた理由

私は税理士試験で相続税法を4回受験してます。

3回連続で落ちた後、4回目の受験で合格しました。

相続税法は最後の科目でした。

それまでは3年間で4科目をストレートで合格してます。

相続税法でひっかかりました。

 

合格できた理由も大事ですが、不合格だった理由も大事です。

今日は私が相続税法を3回連続で落ちてしまった理由を書いていきます。

 

これから税理士試験を挑戦する方、もしくは現在勉強中の方のご参考になれば幸いです。

 

税理士試験についてはこちらの記事でも書いてます。

➡︎私が税理士試験で受験した科目とその選択理由

 

tortugadatacorp / Pixabay

 

最後の科目ということで安心してしまった

この理由が全てというぐらいに思ってます。

あと1科目なので5科目合格はいつでも良いと正直気が緩みました。

これは今振り返ると絶対に良くないです。

結果、ズルズルといってしまいました。

税理士試験は必ず合格すると固い決意を持って挑まないと合格するのは難しいです。

私はそうでした。

実際に4回目の相続税法は落ちたら最後のつもりで勉強し合格しました。

 

十分な時間の確保ができなかった

合格するまでに4年もかけているので、1つ目の理由と比べると主な理由ではないのですが、時間の確保が難しかったのも事実です。

相続税法は働きながら受験しました。

また相続税法はボリュームもありました。

一番勉強した法人税法と比べると、法人税法が10なら7〜8ぐらいの感覚です。(当時の感覚です)

 

私が甘かっただけかもしれませんが、働きながらの相続税法の受験は思っていた以上に大変でした。

(消費税法も働きながらの受験でしたが、相続税法よりボリュームが少ないです。)

 

当時私が勤めていた会計事務所は、残業がないとまでは言いませんが、残業で夜遅くなることはほとんどありませんでした。

それでも十分な時間の確保は難しかったです。

働きながらの受験の場合、勉強に集中できる時間をどうやって確保するのかも重要となります。

 

教室で受講しなかった

合格した4科目は教室で受講し、相続税法はWebで受講しました。

(教室講義の時間が合わなかったため)

Webでの講義でも講師が良くてわかりやすかったのですが、私の場合は他の生徒も一緒に受講する教室のほうが緊張感があり良い刺激になりました。

またミニテストや実力テストも自宅や自習室で一人で行うよりは、他の生徒と一緒に教室で受けるほうが気が引き締まり効果的でした。

 

まとめ

税理士試験は最初は順調でも、私のように少しでも気を緩めるとなかなか5科目合格まで達成できません。

税理士試験は長引くほど、精神的にもきつくなり、勉強も大変になります。

働きながらだと仕事と勉強の両立が大変です。

なるべく勢いが乗ってるうちに合格してしまうのがベストだと思います。

 

 

 

 

※この記事は、投稿日現在における情報・法令等に基づいて作成しております。

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