ジュニアNISAについてまとめてみました

ジュニアNISAは2016年1月から開始した20歳未満の非課税口座です。

私もジュニアNISA口座を子ども名義で開設してますが、使ったことはありません。

ただ非課税というメリットもありますので、タイミングをみて使ってみようかなと思っています。

今日は使用する上で、ジュニアNISAの特徴などについてまとめてみました。

 

そもそもNISAとは?という方はこちらの記事もどうぞ

➡NISAは非課税。ただしデメリットもある。

➡NISAの非課税期間満了時、非課税を延長できるロールオーバーとは

 

ジュニアNISA

 

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAは20歳未満を対象にした非課税口座です。

口座を開設できる期間は、2016年から2023年です。

運用は親権者である親が行いますが、名義は子どもとなります。

ジュニアNISAはNISAと同様に、配当金・分配金、売却益などに税金がかかりません。

非課税期間は5年です。

NISAと同様に非課税期間を延長できるロールオーバー制度もあります。

投資できる金額は年間80万円までです。

 

課税ジュニアNISA口座と継続管理勘定

ジュニアNISAの特徴として、課税ジュニアNISA口座と継続管理勘定があります。

売却した場合や非課税期間が終了したときの移管先の口座となります。

ジュニアNISAは18歳まで引き出せないのでどちらかの口座に移管し運用することになります。

課税ジュニアNISA口座は課税口座です。

継続管理勘定は非課税口座です。

NISA口座で購入した商品を売却した場合は、課税ジュニアNISA口座に移ります。

配当金や分配金をもらった場合も同様です。

売却せずに保有し非課税期間(ロールオーバー含む)が終了する場合は、継続管理勘定に移すことで、20歳まで非課税期間を延長できます。

(移行後、売却はできますが新規買い付けはできません)

 

ジュニアNISAのメリットとデメリット

メリット

  • 配当金・分配金や売却益が非課税。
  • 売却しなければ20歳まで非課税期間を延長できる。

 

メリットは何と言っても非課税です。

 

デメリット

  • 18歳まで引き出せない
  • 売却損が出た場合、他の口座との損益通算ができない
  • 損失を繰り越せない

 

デメリットは18歳まで引き出せないことが大きいです。

災害などの特別の事情が生じた場合は引き出せますが、それ以外に引き出すと過去の利益にまで課税されます。

またNISA同様、損失を認識しないので他の口座との損益通算や翌年に損失を繰り越せません。

 

まとめ

今日はジュニアNISAについてみてきました。

NISAと大きく違うポイントは

  • 原則18歳まで引き出せないこと
  • 継続管理勘定に移すことで20歳まで非課税期間を延長できる

 

18歳まで引き出せないので、強制的に蓄えることはできますが、万が一資金が必要となったときは困ります。

20歳まで非課税期間を延長することなども考慮して計画的に活用しましょう。